なぜ6万8千字になったのか
私にニュース要約を届けるアプリの機能アップとして、秘書と短いチャットをしようと考え、Claudeに相談しました。「キャラ設定をして、毎回会話がブレないように好きな食べ物とか嫌いなものを決めたほうがいい」と回答です。ロールプレイングゲームのキャラクターも細かい設定があるのを思い出し、なるほどと思いました。
設定、画面の設計、AIへの指示文、つまずいたこと。学びの時期なので削らずに残していたら、見出しが33個になりました。開いても次に何をやるのか分からず、やることのチェックボックスは7か所に散らばっていました。
入口と資料に分ける
Claudeに「見やすくなるよう提案がほしい。」と頼むと、ページを2種類に分ける案が返ってきました。
- 入口のページ:今どこまでできたか、次に何をやるか、だけを置く
- 資料のページ(子ページ6つ):決めたことや記録を、中身ごとに置く
決まりはひとつ。本文は1字も変えずに移すことです。移しながら直すと、元の文章と比べられなくなるからです。
変えたのは、各子ページの先頭に「親ページから移した節(文章は変えていない)」と一行足したことくらいです。
整理前・見込み・結果
せっかくなので、整理の前に「こうなるはず」という見込みを出してもらい、終わったあとに実際の数字と並べて表にしました。
| 項目 | 整理前 | 見込み | 結果 |
|---|---|---|---|
| ページの数 | 1ページ | 入口+子ページ6つ | 入口+子ページ6つ |
| 入口のページの文字数 | 約68,800字 | 約4,000字 | 約5,000字 |
| 見出しの数 | 33 | 5前後 | 6 |
| 一番長いページ | 約68,800字 | 約19,000字 | 約19,100字 |
| やることのチェックの場所 | 7か所に散らばる | 1か所 | 1か所 |
| 消えた文章 | ― | なし | なし(68,171字を突き合わせて一致) |
文字数と見出しは見込みより少し多くなりました。いちばん効いたのは、やることが1か所にまとまったことです。
写し間違いが2か所見つかった
移し終えたあと、Claudeは元のページと新しいページをプログラムで1字ずつ突き合わせました。すると2か所が違っていました。
- 「英語で喋ることがある」が「英語で喔ることがある」に(形の似た漢字)
- 「書かなくてよくなる」が「書かなくてよくなった」に(文末)
「AIなら丸ごと正確にコピーするだろう」と思っていましたが、AIも写し間違えます。6万8千字の中の2字。目で見比べていたら、まず気づけなかったと思います。
両方とも直して突き合わせ直し、今度は全部一致しました。ちなみに、元の文章にあった自分の誤字は直していません。「移す」と「直す」を混ぜると、突き合わせができなくなるからです。
学んだこと
- 長いページは「入口」と「資料」に分ける。開いた瞬間に迷わなくなる
- 移すときは文章を変えない。直すのは移したあと
- AIの仕事も、確かめ方まで含めて頼む。今回はClaude自身が突き合わせて、自分の間違いを見つけた
- やることは1か所で管理する。子ページに残ったチェックは「移した時点の記録」と割り切る
- 見込みを先に書いておく。営業の予実管理と同じで、ずれも次の参考になる
- 「終わった」の判断は自分でする。AIが外した古いタスクも、最後は自分の目で見直す
まとめ
私が初めてNotionを使ったのは、たぶん2023年ごろです。更新が続かず、書くのも手間に感じていました。しかも見返すと、ごちゃごちゃで読めない。まるでなぐり書きの大学ノートでした。
Notionに何年も挫折していた話は、前の記事「何年も挫折したNotionが、AIに『頼んだら』使えるようになった話」に書きました。
それが今回、スパッと優等生のノートのように見やすくなりました。実は、かなり感動しています。文系営業の私にプログラムは書けませんが、AIに「確かめて」と頼むことはできる。それだけで、6万8千字の中の2字まで見つけてもらえました。
これからは、こう回していくつもりです。
- 下書きはAIに作らせる
- 中身は自分でチェックする
- 1週間くらいを目安に、目次(インデックス)を整理する
すっと脳が整理される感覚は、とても心地よいです。