Kindleのライブラリを見返していたら、2冊のプログラミング本が出てきました。2022年に買ったものです。今はAIと一緒にコードを書く「バイブコーディング」に取り組んでいますが、実はその前に一度、プログラミングに挑戦して止まった時期がありました。
残業40時間のルートセールス時代
当時はルートセールスを担当していて、日次・週次・月次の定型業務に追われていました。残業は月30〜40時間ほど。「Excelの使い方を変えれば、もう少し楽になるのでは」と考えたのが、プログラミングに興味を持ったきっかけです。
手に取った2冊
1冊目は熊谷基継さんの『早く仕事を終わらせたいから、プログラミング始めました。』。パズルで考え方を身につけてから、Google Apps Scriptで実際にアプリを作る構成で、プログラミングに苦手意識のあった自分にも「なるほど」と思える内容でした。
2冊目は、すがやみつるさんの『ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版 こんにちはPython』。私の世代には表紙だけで懐かしく、まんがでとっつきやすいのがありがたかったです。
ほかにも図書館でPythonの本を何冊か借りましたが、少し前の版が多く、自分の環境とかみ合わない部分もありました。
止まった理由は2つ
ひとつは、作りたいものが決まっていなかったこと。練習用のアプリを作るのは楽しかったものの、「これを自分の仕事にどうつなげるか」が見えないまま、興味を保てなくなりました。本の問題ではなく、目的がぼんやりしていた自分の側の問題です。
もうひとつは、同僚の一言です。「Excelの使い方のレベルじゃないですよ。うちらの業務の多さって、申請とか、無駄なことが多いんですよね」。確かにそうだと思いました。効率化の前に、そもそもその作業が必要なのかを見直すべきだった。忙しい中で勉強時間を確保するのを、そこでやめました。
今ふりかえると
あのとき読んだ内容は、無駄になっていませんでした。変数や繰り返しといった考え方は、今AIが書いたコードを読むときの土台になっています。違うのは順番です。当時は「基礎を学んでから、いつか役立てる」でしたが、今は「作りたいものが先にあって、必要な分だけ理解する」。趣味のプラモの予約リマインドなど、自分が使いたいものから作り始めたことで、今回は続いています。
一度止まったことも、遠回りではなく準備期間だったのかもしれません。
このとき途中で閉じた本を、今になって読み返した話は、次の記事に書きました。