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文系営業が、AIで秘書を作ってみた

ニュース要約アプリに、毎朝声をかけてくれる秘書がほしくなりました。画像生成AI「NovelAI」の無料トライアル30枚で、秘書1人と表情11種類を作ってみた記録です。

朝のオフィスで窓の外を見る秘書の後ろ姿

はじめに

会社員生活は長いですが、秘書がついたことは一度もありません。そんな私が、AIで秘書を作ってみました。

きっかけは、バイブコーディングで作っているニュース要約アプリです。毎朝AI業界のニュースを集めて、スマホで読めるようにしたもので、ようやく完成が見えてきました。

ところが動くようになると、欲が出てきます。ニュースが並ぶだけの画面は、正直ちょっと味気ない。毎朝「おはようございます」と声をかけてくれる誰かがいたら、読む楽しみが増えるのでは。そう思って、画像生成AIの「NovelAI」でキャラクターづくりに挑戦しました。

無料の30枚で、秘書が生まれた

NovelAIには、登録すると30枚まで無料で画像を作れるトライアルがあります。まずはお金をかけずに、どこまでできるか試してみることにしました。

使い方はシンプルです。「金髪」「青い瞳」「黒いスーツ」といった特徴を英語の単語で並べて、生成ボタンを押すだけ。いわば、AIへの発注書を書くような作業です。

驚いたことに、1枚目でイメージにかなり近い秘書が出てきました。

ただ、そこからが試行錯誤の始まりです。服装の指示を少し変えただけで、上品な秘書が一気に品のない雰囲気になってしまったこともありました。AIは「控えめに」を察してくれません。書いたことは、はっきり強めに描いてきます。

表情を変えたくなった

秘書ができたら、次にやりたくなったのが「表情の作り分け」です。大きなニュースの朝は驚いた顔、値上げや障害の朝は心配そうな顔。朝刊の中身に合わせて、秘書の表情が変わったら面白いと思いました。

コツは、同じ人物に見えるように条件をそろえたまま、表情の指示だけを差し替えることです。ところが、これが思いどおりにいきません。

「得意げ」を頼んだら、陰湿なおばさんが来た

「いい知らせがありますよ」という得意げな顔を頼んだつもりが、出てきたのは何かを企んでいるような顔でした。思わず口から出た感想は「陰湿なおばさん…」。

言葉の選び方ひとつで、AIの受け取り方はここまで変わります。指示を見直したら、2回目で明るく誇らしげな顔になりました。

目を閉じてほしいのに、閉じてくれない

金曜日用に「今週もお疲れさまでした」という、目を閉じた柔らかい笑顔を作ろうとしました。ところが1回目も2回目も、目はぱっちり開いたまま。3回目でようやく閉じてくれたときは、画面の前で小さくガッツポーズしました。

11種類の表情がそろった

穏やかな笑顔、真剣、驚き、心配、得意げ、気合い、癒し、ジト目、満面の笑み…。気づけば11種類の表情がそろっていました。並べてみると、ちゃんと同じ人に見えるのがうれしいところです。

失敗を重ねるうちに、うまくいくコツも少しつかめました。

気づいたこと

やってみて感じたのは、AIへの指示は、人にお願いする仕事とよく似ているということです。

  • 察してはくれない:「いい感じに」「控えめに」は伝わりません。欲しいものは具体的に言葉にする必要があります
  • 言い方で結果が変わる:同じ「得意げ」でも、言葉の選び方で真逆の印象になりました
  • 外れても使い道はある:驚いた顔を頼んで「えーっと」と考え込む顔が出たときは、別の場面用に採用しました。提案が通らなくても、別の案件で生きることがあるのと同じです

画像生成は、バイブコーディングの練習にもなる気がします。

ブログに載せる前に確認したこと

作った画像をブログに載せてよいのか、NovelAIの利用規約も確認しました。規約では、生成した画像の権利と所有権はユーザーにあり、運営会社は所有権を主張しないと定められています(NovelAI 利用規約)。

とはいえ、公開したあとの責任は自分持ちです。この記事の画像はすべてNovelAIで生成したものであることを、ここに明記しておきます。

おわりに:次はアプリに出勤してもらう

無料トライアルは残り6枚。30枚のうち24枚を使って、秘書が1人と表情11種類が手に入りました。

次は、彼女をニュース要約アプリの画面に載せる番です。毎朝、ニュースの中身に合わせて表情を変えながら、「おはようございます」と声をかけてくれる予定です。会社員生活で初めての秘書、出勤初日が今から楽しみです。